ケアマネージャーが知っておきたい高齢者に多い症状のイロハ

腹痛

腹痛は、日常的な症状でもありますが、
高齢者の場合、急におきる腹痛は重大な病気が背景となっていることも多くあります。

 

便秘、開腹手術暦の既往がある場合は腸閉塞、
血圧変動や高血圧の場合は大動脈解離、
胸痛を伴う場合は心筋梗塞などが疑われるため、
症状に気づき次第、速やかに医療者につなぐことが必要です。

 

背部の痛みがある場合は尿管結石、
胆石症の病歴がある場合は胆石症や胆道感染症、
黒色の便を伴う場合は胃潰瘍や十二指腸潰瘍、
下腹部痛がある場合は婦人科系の病気が疑われるので、
できるだけ早く医療者につなぐことが望ましいです。

 

胃腸炎やがん、心因性による腹痛だと考えられる場合は
経過を観察しますが、痛みが強くなってきたり、水分がとれないというような場合は
やはりできるだけ早く医療者につなぐことが望ましいです。

下痢

高齢になると、下痢が続いたために脱水を起こすリスクが高くなります。
ですから下痢をしたときには、水分補給に気をつけます。
水分だけでなく、電解質を補う必要があるので、スポーツ飲料などを勧めます。

 

下痢の場合は、緊急ではない場合が多いですが、
FAXやメールなどで医師につなぐことは必須です。