ケアマネージャーが知っておきたい高齢者に多い症状のイロハ

利用者を担当する時に利用者本人や家族に確認しておくこと

利用者を担当する時には、利用者本人や家族に確認しておくべきこともあります。

 

現在の病気がどのようにはじまったのか(現病歴)、
今までにかかった病気(既往歴)、どこの病院に通っているか、
病院に通う頻度はどの程度か、誰と通っているのか、
服用している薬、服薬管理は誰がしているのか、薬はきちんと飲んでいるのか、
その病気についての症状などの観察ポイントなどを確認します。

 

また、今後の予測については、この人にはこんなことが起きそうだという予測をしておき、
それに対して、誰がどのように対応するかを決めておくと慌てずに済みます。

 

病名は、主治医意見書を入手した時点で分ります。
どのような症状がある病気なのか、どのような予後なのか、
生活にどのような支障が出るのかなどを把握しておきます。
そのような基礎的な知識を備えた上で、今後の予測について教えてくださいと主治医に尋ねると
相談もスムーズになります。

 

医療知識は、自分のケースに即して調べ、
医師や看護師に聞くことをくり返し、経験を積み重ねることによって身につきます。
断片的であっても、実効性の高い知識を備えていくことができるでしょう。

 

また、利用者本人や家族が病気についてどう理解しているかということも
見逃しがちですが、重要な情報です。

 

「病気については、お医者さんからどのような説明を受けていますか?」
と聞くだけでも、色々な情報が得られます。
栄養管理や服薬の重要さを認識していなかったり、
本人が以外に軽く捕らえているケースも多くあります。
医師の前では「ハイ」と素直に頷き、理解しているように見えても、
実は服薬についても軽く捉えていてきちんと服用していなかったりする場合もあります。

 

ですから、このような情報を、利用者を担当する時に改めて得ておき、
医療サイドにフィードバックすることは、療養上でも大きな意義があります。