ケアマネージャーが知っておきたい高齢者に多い症状のイロハ

医師との連携の築き方の具体例

事前に医師の了承を得て、利用者の受診に同行し、
利用者の暮らしの様子や服薬、ADLの状況、血圧、
体温などの情報を整理したものと共に挨拶と共にケアプランを渡すなど、
医師にとって役立つ情報を中心としたものを提供していくことで、
医師との連携がスムーズになっていきます。

 

特に、医師の指示が出ていることが、どの程度実行されているかなど、
具体的に医師に伝えることが重要です。

 

例えば、利用者さんが、薬をきちんと飲んでいないようで、
薬をきちんと飲んでいない日は調子が悪いのではないか?と気づいたとき、
医師に「〇〇さんは、きちんと薬を飲んでいません」と伝えてもあまり意味がありません。

 

この場合は、「薬の飲み残しがありました。本人は飲んだはずなのにおかしいわねといっています。
ヘルパーがうかがう日は、8時までに食事を済ませてもらい、薬も飲んでもらっていますが、
家族が対応している日は、本人が寝ていたいといえば、そのとおりにしているということです。
朝食を食べない日=くすりを飲まないということになりますが、
家族には、本人の好きなようにさせたいという思いがあります。
しかし、薬を飲まない日は、体調を崩しているような気がします。」などと伝えます。

 

さて、ケアマネジャーの元にはヘルパーからの情報が集まってきます。
ですが、医療職ではないケアマネジャーが即座に判断を下すことはとても難しいです。

 

ですから、対応のガイドラインや連絡ルートを決めておく事も大切です。
特に急を要する時などは、ケアマネジャーが入らなくてもヘルパーと看護師、医師が
直接に連絡できるようなルートを整備しておくことが必要です。