ケアマネージャーが知っておきたい高齢者に多い症状のイロハ

めまい

急におきるめまいは、重篤な病気も疑われるので、早急に医療者につなぐことが必要です。
高齢者の場合は、薬の副作用によっておきるめまいも少なくありません。

 

めまいの他に、手足の筋力の低下、しびれの部位が片側であるとき、
麻痺があったり、ろれつが回らないなどするときには、脳梗塞の危険性があります。
症状に気づき次第、速やかに医療者につなぐことが必要です。

 

不整脈や血圧の変動がある場合は、不整脈や大血管障害が疑われます。
できるだけ早く医療者につなぐことが望ましいでしょう。

 

耳鳴りや難聴の症状がある場合はメニエール病、
体を動かしたときの呼吸苦がある場合は貧血、
降圧剤を飲んでいる場合のめまいは薬の副作用であると考えられます。
緊急ではありませんが、FAXやメールなどで医師につなぐことが必須です。

 

頭を動かすとめまいが悪化したり、活気がなく意欲も失せ軽い脱水症状のような場合、
睡眠不足や疲労、ストレスが多く眠れないというような場合のめまいは、
経過を注意深く観察しながら様子を見ます。

口が回らない

口が回らない場合は、経過観察で済ませることができない場合が多いです。
症状が見られる場合は、なるべく早く受診を勧めたほうが良いでしょう。

 

脳梗塞の場合は症状に気づき次第、速やかに医療者につなぐことが必要ですし、
脱水症や感染症の場合はできるだけ早く医療者につなぐことが望ましいです。

吐き気

吐き気が様々な病気が原因になります。
吐き気の他に、どのような症状があるのかを観察することが大切です。

 

吐き気の場合で、症状に気づき次第、速やかに医療者につなぐことが必要な場合は、
腸閉塞の場合、痙攣や意識障害を伴う髄膜炎の場合、腎不全の場合などです。

 

胃腸炎や胆石症、胆道感染症、糖尿病などの場合は、
できるだけ早く医療者につなぐことが望ましい場合です。

 

便秘で腹部に膨満感がある場合、黒色便を伴う胃潰瘍や十二指腸潰瘍、
黒色便を伴う消化器がん、薬剤の副作用による吐き気などは、
緊急ではありませんが、FAXやメールなどで医師につなぐことが必須です。